material : K18 / K18WG 今回のhalf & halfのマリッジリングは、サンプルでは K18 / pt900 のところを K18 / K18WG にて制作しました。
18金(K18)とは75%が金(K24)、その他の25%割り金と呼ばれるものに 銀や銅、パラジウム等を混ぜることで成り立っています。 その割り金の配合により、18金の色味が決まります。 adachiyukari.で使用するK18WGは25%の割り金にパラジウムを使用しており、 パラジウムは銀色貴金属の中でもトーンが暗いため、写真のような落ち着いた銀の輝きとなります。 このマリッジリングのコンセプトをビジュアルで解りやすいように、
制作過程の写真を撮ってみました。
いくつか制作過程を省く事もできるのですが 、
初めは個として存在していたというのが、大事なところでもあるので このような制作過程を経て完成としています。
ご新郎様のリング(左)はすべてマット仕上げ、 ご新婦様リング(右)はK18部分を鏡面仕上げ、K18WG部分をマット仕上げでご依頼いただきました。 ご依頼いただきましたM様、ありがとうございました! 建築のお仕事をされているお二人ですが、サンプルとしてお持ちした作品を
見ていただいた時は、いつもに増して緊張しました。笑 人様に物を作らせていただく上で、プレッシャーや緊張感はとても大事なもので、 それを忘れず制作に励んでいかねばなと、実感する機会が多くあったここ1年。 今年も地道にレベルアップしたいです。